【日本史】2019年 平安時代の新発見ダイジェスト

投稿者: | 2019年2月3日

日本史は、日々の研究や発掘の成果により更新されています。それでも、いつどんな発見があったのかは、あまりに多くの発見があるために忘れてしまいがちです。ここでは、2019年の平安時代の新発見を月ごとに記録してまいります。今年も驚くような新発見に出会えますように…。(2019年5月19日最終更新)

1月

幻の檜尾古寺跡を発見 京都・如意ヶ嶽 2019年1月5日 産経新聞

京都市左京区の如意ヶ嶽の山中から平安時代前期(9世紀前半)の寺院跡が見つかり、文献のみに記されている“幻の寺”とされてきた「檜尾(ひのお)古寺」であることが分かった。寺院跡からは粘土を主材料にした仏像の破片も出土し、専門家は「当時の宗教活動が分かる資料」としている。

出典: www.sankei.com

律令時代の伝令中継所「駅家」か 宮城県の遺跡から公的施設跡  2019年1月8日 共同通信

宮城県岩沼市の玉崎地区にある原遺跡(飛鳥時代後半―平安時代前半)から、律令国家時代の公的施設跡が見つかった。中央の指令を伝える役人が馬を乗り継いだ「駅家」の可能性が高いという。これまで駅家と判明した遺跡は全国で兵庫県と茨城県の3カ所。当時の交通網や物流を考える貴重な手がかりとして、注目を集めている。

出典: this.kiji.is

平安京東端くっきり 京都・寺町通の遺構調査 2019年1月12日 毎日新聞

豊臣秀吉の寺町整備の遺構が出土した京都市下京区の浄土宗寺院、浄教寺(じょうきょうじ)の敷地で、平安京の東端にあたる東京極大路(現在の寺町通)の側溝と築地塀(ついじべい)の存在などを想定させるような遷都時の整地層がはっきりわかる形で出土した。民間調査団体・古代文化調査会(神戸市)は先月末に行った現地説明会で、京域が規格が示すとおりに整備されていたことが確認できたと評価した。

出典: www.sankei.com

肥前最大の四面廂建物跡 大村・竹松遺跡発掘調査 平安~鎌倉期 豪族の居館か、中国陶磁器も 2019年1月12日 長崎新聞

長崎県大村市教委は11日、九州新幹線長崎ルート建設に関連したJR大村線の在来線新駅(大村市宮小路3丁目)の整備に伴う竹松遺跡の文化財発掘調査で、平安時代末期の11世紀末から鎌倉時代末期の14世紀にかけて存在したとみられる大型建物3棟の跡地を発見したと発表した。3棟のうち2棟は、母屋の東西南北すべてに廂(ひさし)が付く四面廂(しめんびさし)建物で床面積が100平方メートル超。竹松遺跡一帯を長期にわたって統治していた豪族の居館とみて調査している。

出典: this.kiji.is

2月

<京ノ中遺跡>平安前期の竪穴住居9軒 16日に見学会 2019年2月1日 河北新報

仙台市教委は14日、太白区富田の「京ノ中遺跡」で、平安時代の9軒の竪穴住居跡を確認したと発表した。火災によって焼失した1軒の住居跡があり、炭化した屋根材やくいが見つかった。当時の建物の構造を知る上で貴重な史料になるという。

出典: www.kahoku.co.jp

知られざる宝 驚きと喜び 三井寺・法明院 史料2000点 2019年2月21日 読売新聞

平安時代後期(12世紀)に書写された極楽往生の“マニュアル”「二十五三昧式(にじゅうござんまいしき)(私記)」の写本など、大量の経典や古文書が確認された三井寺(園城寺、大津市)の子院・法明院(ほうみょういん)。僧や美術関係者らの間では「知られざる史料が大量にある」と伝えられてきたが、約2000点もの発見に驚きの声もあがった。(渡辺征庸)

出典: www.yomiuri.co.jp

3月

3月の新発見の報道は無かったようです。

4月

「海龍王の家」と呼ばれて 平安京最大級の池跡見つかる 2019年4月30日 京都新聞

平安時代後期に藤原頼通が造営した邸宅「高陽院(かやのいん)」(京都市上京区、中京区)跡で、平安京最大級とされる庭園の池跡を民間調査会社が発掘調査で見つけた。過去の関連調査との比較を通じ、今回の調査地を含む池の東半分と、西半分で岸や底に高低差があることが分かった。調査会社では、一つの大きな池ではなく二つ以上の池が連なっていたとの新知見を示し、「栄花物語で『海龍王の家』と評されたごとく寝殿の北、南、西、東に池が広がっていた可能性がある」とみる。

出典: www.kyoto-np.co.jp





5月

平氏一族の六波羅邸跡の発見は初めてのことであり、大変な反響がありました。

★清盛ら平氏の拠点「六波羅邸」初の確認 堀跡を発見、京都東山 2019年5月16日 京都新聞

平安時代末期に平清盛ら平氏一族が屋敷を構えた「六波羅邸」の堀跡が京都市東山区で見つかったと、民間調査会社の文化財サービス(伏見区)が16日発表した。清盛が活躍していた時代の遺構とみられ、六波羅邸に関わる屋敷跡の確認は初めて。敵の侵入を防ぐために掘られたとみられ、軍事防御用の堀では京都最古の出土例という。

出典: www.kyoto-np.co.jp

新発見は随時更新してまいります。

2019年(平成31年)日本史新発見のまとめ