仙台市博物館では、9月1日(日)まで企画展「戦国の伊達氏―稙宗(たねむね)から政宗へ」が開催されています。
群雄割拠した戦国時代の東北地方で、最終的に最大の大名となった伊達政宗。そのルーツは鎌倉時代にさかのぼります。
本展覧会では、伊達氏の初祖・朝宗(ともむね)から歴史を説き起こし、戦国時代の14世稙宗(たねむね)、15世晴宗(はるむね)、16世輝宗(てるむね)、そして17世政宗を中心に、政治・外交や合戦、信仰、文化などの多彩なテーマから、伊達氏がどのように東北の雄、さらには全国的な大名となったかをたどります。
戦国時代に躍動した伊達氏のすがたをぜひご覧ください
仙台市博物館は仙台城の三ノ丸跡にあり、仙台城(青葉城)を訪れる際にははずせない博物館です。当然のことながら伊達氏関連の歴史資料が充実しています。レプリカでなく本物が多くて嬉しいですね。政宗公所用の黒漆五枚胴具足を初めて見た時の興奮は忘れられません!(2019年7月30日最終更新)
みどころ
主な展示品は以下のとおりです。
織田信長音物(いんもつ)目録 伊達輝宗宛 館蔵
重要文化財 銀伊予札白糸威胴丸具足(ぎんいよざねしろいとおどしどうまるぐそく)
豊臣秀吉所用 伊達政宗拝領 館蔵 [前期]
重要文化財 山形文様陣羽織 伊達政宗所用 館蔵 [前期]
太刀 無銘(鎺国行)(はばきくにゆき) 豊臣秀吉所用 伊達政宗拝領 館蔵
展示品や展示期間等(展示リスト)は、公式WEB「仙台市博物館」を参照ください。
開催概要
会期 令和元年7月12日(金曜日)から9月1日(日曜日)まで
開館時間 9時00分から16時45分(入館は16時15分まで)
休館日 毎週月曜日(7月15日、8月12日は開館)、7月16日(火曜日)
観覧料等その他詳細は公式WEB「仙台市博物館」を参照ください。