【日本史】2020年 戦国時代 安土桃山時代の新発見ダイジェスト

投稿者: | 2020年2月9日

日本史は、日々の研究や発掘の成果により更新されています。それでも、いつどんな発見があったのかは、あまりに多くの発見があるために忘れてしまいがちです。ここでは、2020年の戦国時代安土桃山時代の新発見を月ごとに記録してまいります。今年も驚くような新発見に出会えますように…。(2020年2月15日最終更新)

1月

豊臣家と北野天満宮の深い縁 「躰阿弥」銘入りの金具、西回廊で発見   2020年1月1日 京都新聞

北野天満宮(京都市上京区)の本殿(国宝)に続く西回廊(重要文化財)で、安土桃山から江戸時代にかけて京都で活躍した錺師(かざりし)「躰阿弥(たいあみ)」の銘が入った金具が見つかった。織田信長や豊臣家にも仕えた錺師で、豊臣家と天満宮の深い縁があらためて浮き彫りになった。

出典: www.kyoto-np.co.jp

駿府城跡で新たな石垣遺構、静岡 家康、秀吉いずれの城跡か調査へ 2020年1月7日 共同通信

静岡市は7日、駿府城跡(同市)の発掘調査で2018年に見つかった戦国時代末期の「天守台」とみられる石垣の近くに、新たな石垣遺構を発見したと発表した。天守につながる「小天守」とみられる。駿府城は徳川家康が晩年を過ごした城として知られる。市によると、小天守を備えた城郭は、江戸時代に入り家康が築城に関わった江戸城や名古屋城に見られる特徴だが、江戸時代より前の城跡で小天守が見つかるのは全国初という。

出典: this.kiji.is

信長時代の「天守台石垣」発見 岐阜市、安土城の起源か  2020年1月7日 共同通信

岐阜市は7日、岐阜城がある金華山山頂部の発掘調査の結果、現在の天守閣西側で織田信長が居城した当時のものとみられる「天守台石垣」を発見したと発表した。市は「信長が後に築城した安土城(滋賀県)で完成したとされる天守の起源を考える上で重要。原型のような建築物が岐阜城に存在していた可能性がある」としている。

出典: this.kiji.is

【独自】武田信玄から織田信長への感謝状発見「お味方くださること、頼もしく」 2020年1月13日 読売新聞

上杉謙信との戦いに備える武田信玄(1521~73年)からの、織田信長(1534~82年)宛て書状が見つかった。信長の協力姿勢への謝意を伝える内容だ。書式などから信長が権力を確立した後、1570年頃に書かれたものとみられる。信玄から信長に宛てた文書の原本は希少で、戦国時代の両雄の関係をたどる上でも貴重だ。

出典: www.yomiuri.co.jp

この書状が元亀元年=1570年頃とすると織田家と武田家の盟約が破れる直前のものと考えられます。同年12月には、武田家の部将秋山虎繁の奥三河侵攻が起こっており信長は間接的に徳川氏ともに武田氏との戦いを始めています(元亀3年説あり)。いずれにしても元亀2年の信長による比叡山焼き討ち、北条氏との甲相同盟復活による越後上杉氏への牽制強化が織田家と武田家の関係の転換点になったと思われます。

謎の光秀出生地に新説、岐阜でなく滋賀? 新たな古文書発見 2020年1月15日 京都新聞

前半生が謎とされる戦国武将明智光秀の出生地について、滋賀県多賀町中央部の「佐目」と明記した1672(寛文12)年編さんの古文書「江侍聞伝録(ごうじもんでんろく)(禄)」が、県立図書館(大津市)で確認された。同様の記述は、同一著者とみられる貞享年間(1684~88年)の「淡海温故録(おうみおんころく)」にもあるが、江侍聞伝録はそれより古く、調査をした県教育委員会の専門家は「成立年代がはっきり分かり、光秀の出生地を記した最も古い史料」と指摘している。

出典: www.kyoto-np.co.jp

明智光秀「お膝元」築城前から有数の都市だった 滋賀・中世坂本で水晶遺物など発見 2020年1月23日 毎日新聞

大津市教委は23日、宅地造成に伴う同市下阪本3の発掘調査(約877平方メートル)で、15世紀後半~16世紀半ばの建物の礎石や井戸の跡を発見したほか、多数の水晶加工の遺物などが出土したと発表した。NHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」の主人公でもある戦国武将、明智光秀が坂本城を築城する以前の坂本の繁栄や、職人の様子を示す貴重な資料としている。

出典: mainichi.jp

2月

土岐氏の大桑城に攻め入り、周辺の山焼く 古文書に道三の下克上 2020年2月2日 岐阜新聞

岐阜県山県市大桑(おおが)の十五社神社が所蔵する古文書に、美濃国守護だった土岐氏と勢力を増していた戦国武将斎藤道三が、1547(天文16)年に戦った時の様子が詳しく記されていることが分かった。斎藤軍が同市大桑にある土岐氏の居城大桑城に攻め入り、周辺の山を焼いたことなどが書かれており、調査に協力した地方史研究家の西村覺良(かくりょう)さん(76)=同市大桑=は「天文16年には土岐氏がかなり劣勢になっていたことの裏付けになる」と話す。

出典: www.gifu-np.co.jp

遺構、遺物が出土 里野中山城跡で現地説明会 2020年2月5日 紀伊民報

和歌山県文化財センターは、すさみ町里野の里野中山城跡で行った発掘調査で、山城に伴う土塁や土杭などの遺構、安土桃山時代~江戸時代初めごろの出土遺物を確認したと発表した。周辺には城館遺構は少なく、貴重な遺跡という。

出典: www.agara.co.jp

どこにあった?「天草コレジオ」の謎に決着か 論争60年超、英国に古文書 2020年2月10日 西日本新聞

熊本県天草地方に1591~97年にあったとされるキリシタンの最高学府「天草コレジオ」の所在地について、現在の同県天草市河浦町にあったことを示す古文書が、英国の大英図書館に所蔵されていることが分かった。具体的な地名に言及した文書が確認されたのは初めて。天草コレジオの場所は、キリシタンへの迫害から逃れるために当時の宣教師の書簡にも残っておらず、市町合併で天草市になる前の旧河浦町と旧本渡市のどちらにあったか論争が続いていた。

出典: www.nishinippon.co.jp

文化庁の移転先、発掘で戦国時代の「構」発見 大規模、緊迫の京都物語る 2020年2月15日 京都新聞

室町時代後期(戦国時代)に築かれた大規模な堀跡が、京都市上京区の京都府庁内の発掘調査で見つかったと、府埋蔵文化財調査研究センターが13日発表した。建物を守る防御施設「構(かまえ)」の一部とみられ、最大3本が併存した可能性もあり、戦国期の緊迫した京の情勢を物語る。

出典: www.kyoto-np.co.jp

新発見は随時更新してまいります。