【最新情報】NHK大河ドラマ誘致合戦2023年以降を制するのは??

投稿者: | 2018年7月8日

2022年の大河ドラマは、北条義時を軸に鎌倉初期の武家政権を描く「鎌倉殿の13人」に決定しました!

2022年 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」 三谷幸喜が贈る予測不能エンターテインメント! 2020年1月8日 NHK

この発表には意表を突かれました。なぜならそのわずか3か月前に2021年大河の発表があったばかりだったからです。大河の発表には「そろそろこの時期…」という定めがまったくないことがないことがわかりました。各地で誘致合戦を繰り広げる団体等には常在戦場の気持ちが求められるものと思われます。

ただ、次の発表はおそらく間が開くことから、腰を据えた誘致が効果的なようにも思えます。ただ言えるのは、おそらくは戦国がテーマとなることは間違いないでしょう。3年戦国をやらないことはまず考えられないためです。さてさてどうなるかはわかりませんが、楽しみに待ちたいと思います。(2020年2月23日最終更新)


2021年のNHK大河ドラマは、渋沢栄一の生涯を描く「青天を衝け」 に決定しました!

2021年大河ドラマ「青天を衝け」 製作開始と主演・吉沢亮さんを発表! 2019年9月9日 NHK

渋沢栄一はまったくノーマークでした。一万円札への採用が決定を後押ししたとか…その時点で候補にリストアップするべきでした。2020年大河ドラマの明智光秀(麒麟がくる)は、ある程度予想ができていましたが、改めて予想の難しさを痛感しました。それでもめげずに2022年の予想も時期をみてしてみたいと思っています。

以下は、予想時の記事になります。


かなり先の早い話になりますが、2021年NHK大河ドラマの誘致に向けて様々な自治体等が早くも動きを活発化しています。誘致がなれば、観光客150万人、経済効果200億~300億とも言われ、地方創生の強い援軍となることには間違いがありません。

2020年放送予定の「麒麟がくる」は、2018年4月に発表されました。その例に倣って2021年大河の決定を2019年4月ぐらいと見込みますと、残された時間は意外と少ないのかもしれません。ここでは、各地の招致活動の様子等を中心にご紹介します。

追記:2019年7月15日現在発表はない状況です。そろそろでしょうか…?

背景となる時代は?

ここ最近の大河ドラマの時代背景は、概ね戦国と幕末のローテーションに、他の時代が少し入るといったかたちとなっています。

2007 風林火山 戦国
2008 篤姫   幕末
2009 天地人  戦国~江戸
2010 龍馬伝  幕末
2011 江~姫たちの戦国 戦国~江戸
2012 平清盛  平安~源平
2013 八重の桜 幕末~明治
2014 軍師官兵衛 戦国~江戸
2015 花燃ゆ  幕末~明治
2016 真田丸  戦国~江戸
2017 おんな城主直虎 戦国
2018 西郷どん 幕末~明治
2019 いだてん 東京オリムピック噺 現代
2020 麒麟がくる 戦国~安土桃山  ←ここまでが内定しています。
2021 幕末~明治?? 江戸、鎌倉、室町?(青天を衝け)
2022 戦国??(鎌倉殿の13人)

2019年は珍しく「現代」となりましたが、2020年は「戦国」ということで通常のローテーションに戻った感があります。そう考えますと、2018年以来3年ぶりの「幕末~明治」が最有力なのかもしれません。それでもここ数年ない、江戸時代や鎌倉時代や南北朝時代、室町時代などの他の時代もこのあたりで来る可能性捨てきれません。




誘致状況の一覧

ここでは、主に「麒麟がくる」の発表以降に報道された誘致情報を中心にご紹介します。ここに掲載しているほかにも、多数の誘致活動が行われています。すべてが2021年を目指しているのではなく、上記のローテーションも踏まえながら2022年以降に目標を据えているところもあります。

源平時代

木曽義仲・巴御前

大河、漫画で誘致を 木曽義仲と巴御前を題材に 2018年10月27日 毎日新聞

「倶利伽羅(くりから)峠の戦い」で名をはせた木曽義仲と巴御前が主人公のNHK大河ドラマを石川県津幡町に誘致しようと、同町出身の漫画家・百万友輝(ひゃくまん・ゆうき)さん(37)が描いた漫画が完成し、22日にお披露目された。地元の歴史に親しんでもらうため、町内の小中学校などに贈呈される。

出典: mainichi.jp

★木曽義仲のことをもっと詳しく知りたい方は

「源頼政と木曽義仲 – 勝者になれなかった源氏」

南北朝時代

楠木正成・正行(「『楠公(なんこう)さん』大河ドラマ誘致協議会)

楠木正成・正行父子を大河ドラマに-大阪・河内長野市長ら、大阪・神戸・東京「三都物語」PR開始 2018年4月11日 産経新聞

「楠公(なんこう)さん」の愛称で知られる南北朝時代の武将・楠木正成と嫡男・正行(まさつら)をテーマにNHK大河ドラマ化に向け、活動している大阪府河内長野市の島田智明市長らは「楠木親子三都物語」として、府内と神戸市、東京都を対象にしたPR活動を始めた。

出典: www.sankei.com

広がる「楠木正成・大河ドラマ誘致協」 会長の大阪・河内長野市長が門川・京都市長を表敬  2018年11月16日 産経新聞

「楠公(なんこう)さん」の愛称で知られる南北朝時代の武将・楠木正成と嫡男・正行(まさつら)をテーマにNHK大河ドラマ化実現を目指す自治体で作る誘致協議会が、着実な広がりをみせている。構成メンバーは近畿が中心で京都、神戸、大阪、堺と関西の政令指定都市すべてを含む5府県35市町村が加盟済み。16日には誘致協会長の島田智明・河内長野市長らが門川大作・京都市長を表敬訪問し、意見交換を行った。

出典: www.sankei.com

★楠木正成・正行のことをもっと詳しく知りたい方は

楠木正成・正行 (シリーズ・実像に迫る6)」

室町時代

太田道灌(「太田道灌をNHK大河ドラマに!推進準備実行委員会」)

「道灌を大河」全会一致 伊勢原市議会 地方創生の起爆剤に 2018年7月2日 神奈川新聞

伊勢原市議会は6月定例会最終日となった25日の本会議で、市ゆかりの戦国武将・太田道灌のNHK大河ドラマ化を強く求める決議案を全会一致で可決した。決議は道灌の墓所が市内にある経緯に触れ、「道灌の活躍の足跡は関東各地に残され、ゆかりのある数多くの自治体にとって地方創生の観光資源となる」と解説。その上で、大河ドラマ化は「地域振興の起爆剤となり、経済波及効果、雇用創出効果を生み出す絶好の機会となる」と訴えた。

出典: headlines.yahoo.co.jp

★太田道灌のことをもっと詳しく知りたい方は

「図説 太田道潅―江戸東京を切り開いた悲劇の名将」

阿麻和利(2019年4月招致委員会発足予定)

大河ドラマに沖縄の英雄を 世界遺産「勝連城」の城主 本土復帰50年の2022年に 2019年3月31日 沖縄タイムス

琉球王国時代、勝連半島を治めていた有力按司で、勝連城最後の城主・阿麻和利を題材としたNHK大河ドラマ制作の実現に向け、沖縄県うるま市内の団体が招致実行委員会を立ち上げる。早ければ4月にも発足し、本土復帰50周年の節目となる2022年の実現を目指す。

出典: www.okinawatimes.co.jp




戦国時代

三好長慶(三好長慶NHK大河ドラマ誘致推進協議会)

三好長慶の大河ドラマ誘致で推進協=徳島市〔地域〕 2018年6月19日 時事通信

徳島県出身で織田信長に先駆けて京都で天下人となった戦国武将、三好長慶をNHK大河ドラマの主人公にしてもらい、徳島県の文化・観光振興、地域経済の活性化につなげようと、「三好長慶NHK大河ドラマ誘致推進協議会」が、徳島市内で設立された。 協議会は、県観光協会が呼び掛け、県市長会、徳島経済同友会など31団体が応じて結成。会長には県商工会連合会の岡本富治会長が就任した。

出典: www.jiji.com

「三好長慶を大河に」気勢 徳島市で誘致推進協総会 2019年7月13日 徳島新聞

徳島ゆかりの戦国武将・三好長慶(1522~64年)を題材にしたNHK大河ドラマの実現を目指す誘致推進協議会の総会が12日、徳島市のときわプラザであり、本年度の事業計画を決めた。協議会を構成する31団体のうち21団体の代表者が出席。昨年6月の発足から今年3月末までに、NHKに大河ドラマを要望するための署名が約1万2千人分集まったことなどが報告された

出典: www.topics.or.jp

★三好長慶のことをもっと詳しく知りたい方は

三好長慶」 

安土桃山時代

石田三成(びわ湖・近江路観光圏活性化協議会)

三成主役の大河ドラマを要望 ゆかりの滋賀首長ら、NHKに 2018年8月24日 京都新聞

戦国武将石田三成を主人公とする大河ドラマの制作を求め、ゆかりの滋賀県長浜、米原、彦根各市でつくる「びわ湖・近江路観光圏活性化協議会」(会長・大久保貴彦根市長)が24日、東京都内でNHKに要望書を提出した。要望は今回が初めてで、NHKは「熱意は受け止めて検討したい」とした。

出典: www.kyoto-np.co.jp

★石田三成のことをもっと詳しく知りたい方は

石田三成 (織豊大名の研究7) 」




江戸時代

三浦按針(臼杵市・伊東市・横須賀市(ANJINプロジェクト連絡協議会)

「三浦按針」を大河ドラマに! 平戸など4市 各市役所で署名活動 2018年4月13日 長崎新聞

徳川家康の外交顧問として活躍した英国人ウィリアム・アダムス(日本名・三浦按針(みうらあんじん))を題材としたNHK大河ドラマ制作の実現に向け、長崎県の平戸などゆかりのある4市でつくるANJINプロジェクト連絡協議会は、各市役所で署名活動を始めた。
協議会は2013年発足。大河ドラマ化の要望活動も同年から取り組む。署名活動は市民の力で没後400年を迎える20年の実現を目指す。

出典: this.kiji.is

家康と三浦按針を大河ドラマに 横須賀選出の小泉氏も要望 2018年10月27日 神奈川新聞

横須賀市などは26日、徳川家康と、外交顧問を務めた英国人ウィリアム・アダムズ(日本名・三浦按針)を題材にした大河ドラマを制作するよう、NHKに要望した。要望したのは、按針とゆかりのある横須賀、静岡県伊東、長崎県平戸、大分県臼杵の4市でつくる「ANJINプロジェクト連絡協議会」。各市長らがNHK放送センター(東京都渋谷区)を訪問し、連絡協顧問の小泉進次郎衆院議員も同席した。

出典: www.kanaloco.jp

★三浦按針のこともっと詳しく知りたい方は

「さむらいウィリアム―三浦按針の生きた時代」




その他の有力候補

麒麟がくる」発表以降に誘致活動の報道等があまりないのですが、以前から活発な誘致活動が行われている人物等の一覧です。

歴史が好き.com大胆予想

2020年大河ドラマ「麒麟がくる」主人公明智光秀を△としてマークしていた歴史が好き.comの大胆予想を今回もしてみたいと思います。

2020年が戦国~安土桃山ということで幕末明治が本命のように思いますが、2021年は、東日本大震災から10年という節目の年でもあります。そのため東北復興をさらに後押しするような考えから、舞台は東北。そして願望としては、江戸初期の名君会津藩主「保科正之」を予想します。

将軍のご落胤から幕府の重鎮へ、知られざるエピソードも満載です。できれば、保科氏の武田旧臣時代から武田家の滅亡、千姫や大坂の陣、兄忠長のことも含めつつという感じで、戦国乱世から江戸の繁栄までを一気に描いてほしいです。完全に私の願望です。脚本書けるものなら書きたいくらいです(笑)

幕末・明治の人物がまだまだ活動が活発化していないように思います。2021年の大河はまだまだ先の話ですが、新たな報道があれば記事を追記・更新していきたいと思います。

【最新】2020年 時代劇(映画・TV)情報