歴史が好き.comでは「戦国時代を彩る武将 武田信玄・北条氏康・今川義元・上杉謙信のうちあなたが仕えることができるとしたらだれに仕えますか?」というアンケートを実施しました。短い期間にもかからずこれまでのアンケートでの最高投票数「2310票」ものご回答をいただきました。改めてご協力に感謝申し上げます。
アンケート投票結果
期間 2018年10月18日(木)~19日(金)
方法 Twitter投票により実施
最終投票数 2,310票
結果は、武田信玄(25%)、北条氏康(28%)、今川義元(9%)、上杉謙信(38%)となりました。
歴史アンケートにご協力をお願いいたします。戦国時代を彩る以下の武将のうちあなたが仕えることができるならば誰に仕官しますか?
— 歴史が好き🍀 (@naruseyanoken1) October 18, 2018
アンケートの趣旨としては、同時代に覇を競った4人の戦国大名のうち現時点での人気度を図るというところでしたが、様々なご意見tweetからは、単に好きだからや強いからだけでない理由がたくさんあることがわかりました。
武田信玄については、信玄個人の実力は疑いようもないものの、「武田家に仕えると後々に苦労しそう」という信玄死後の武田氏の未来を知っているからちょっと…というような意見が多くありました。一方で、「武田ブランドは、徳川の時代に活きてきそう(でもそこまで生き抜くのは大変かも)」ということで、ブランド価値で仕官の票を入れた方もいました。
北条氏康は、「味噌汁でご飯を食べるのに細かく注意されそう」というようなちょっと細かい上司は嫌だな~という意見もある一方で、「なんやかんや、やはり一番安定感がある」「戦国を最も長く生き抜けそう」ということでの票が伸びました。北条氏の滅亡が先なことや、他の家に比べて大合戦が少なめ(最後も籠城戦)ということで生命が全うできそうな感があったのかもしれません。
今川義元は、織田信長に討ち取られていること、その後の氏真が振るわなかったことが主要因となり票が伸びませんでした。それでも「義元は討ち取られるまでの政治は最もよかった」というような、今川氏の見直し(今川復権)の考えからの得票もありました。
最高得票を得たのが上杉謙信は、「義」と「天才的な戦術」を兼ね備えた名将ということで仕えてみたいという意見が多くありました。織田勢(柴田勝家ら)を一蹴した実力もさることながら、従前からある敵に塩を送るをはじめとした戦国の爽やかに駆け抜けたというイメージも得票には大きく影響したものと思います。また、江戸期に大名として残ったところも将来性という面に優位に働きました。
戦国時代の国人領主もその家の「将来性」というところを重きに置いていました。投票させた皆さんが単に武将個人の資質のみならず使える大名の「将来性」を未来が見通せる特権を生かして重視されたのは、国人領主と同じ「自らの幸せ」「一族の繁栄」を願ってのことと思います。時代が変わってもそこは同じですね。
ご協力ありがとうございました。皆さんはこの結果は予想通りでしたでしょうか?
モーメント
みなさまからいただいたtweetは、こちらのモーメントにまとめています。ご意見の詳細はこちらをご参照ください。
歴史が好きアンケート④の結果になります。今回も多くの方にご協力いただき、ありがとうございました✨ #歴史が好きhttps://t.co/QllYPMnpMg
— 歴史が好き🍀 (@naruseyanoken1) October 19, 2018