せたがやeカレッジ主催講演会「西南戦争と党薩熊本隊 〜明治保守政党への胎動〜」が10月5日(土)国士舘大学世田谷キャンパス梅ヶ丘校舎(世田谷区)で開催されます。(2019年9月7日最終更新)
講師は国士舘大学名誉教授の佐々博雄氏です。
西南戦争では、薩摩方に与し戦った「党薩隊」と呼ばれる九州各地の諸隊がありました。その中の一つが「党薩熊本隊」であります。彼らは、敗戦後、生存者たちを中心に地方政党を結成し、中央政界では、対等条約改正運動や、日清・日露戦争前には、対外硬派として政治運動を展開しました。熊本でも、昭和期に到るまで政治勢力を維持した集団でした。そのような集団が、なぜ西南戦争に参加し、敗戦後の挫折の中から、どのような国家構想を持って新たに政治活動を始めたのか。在野士族の視点から西南戦争に迫ってみます。
西南戦争で西郷軍と共同戦線を張り、政府軍と戦火を交えた「党薩隊」のうち熊本城包囲戦で活躍したとされる「党薩熊本隊」にスポットあてた講演会です。不平士族であった彼らが戦で敗れたのちに、政治の世界へ影響を及ぼすようになる過程が興味深いですね。昨年の大河ドラマ「西郷どん」のその後の物語としてもお聞きしたいお話です。
開催概要
開催日時 2019年10月5日(土) 12:55~14:25
会場 国士舘大学世田谷キャンパス 梅ヶ丘校舎 34号館2階 34-B205教室
定員 50人
参加費用 無料
お申込み方法 国士舘大学生涯学習センターWEBより
※お申し込み方法その他詳細は、公式WEB「国士舘大学生涯学習センター」をご参照ください。
会場案内
小田急線梅ヶ丘駅より徒歩12分ほどです。