【日本史】2020年 南北朝・室町時代の新発見ダイジェスト

投稿者: | 2020年4月18日

日本史は、日々の研究や発掘の成果により更新されています。それでも、いつどんな発見があったのかは、あまりに多くの発見があるために忘れてしまいがちです。ここでは、2020年の南北朝時代室町時代の新発見を月ごとに記録してまいります。今年も驚くような新発見に出会えますように…。(2020年4月18日最終更新)

1月

京都町家「川井家住宅」室町時代の建築裏付け 民間調査で判明  2020年1月7日 産経新聞

室町時代に建てられた「国内最古の町家」とされながら平成30年に解体された京都市中京区の「川井家住宅」の跡地を調査した結果、同時代の建築であることが裏付けられたことが7日、調査を実施した民間団体「古代文化調査会」(神戸市東灘区)への取材でわかった。

出典: www.sankei.com

3月

銀閣寺予定地は1キロ南だった 長年の謎、古文書で特定 2020年3月23日 共同通信

室町幕府8代将軍・足利義政が建立した銀閣寺(慈照寺)の当初予定地は、現在地から約1キロ南の京都市左京区南禅寺北ノ坊町だったことが分かり、大阪大谷大の馬部隆弘准教授(日本中近世史)が23日発表した。馬部准教授は「義満をまねて寺が集中する場所で隠居政治をしようとしたが、応仁の乱をきっかけに政治から逃避し、予定地も東山の外れとなる現在地に変えたのだろう」と話している。

出典: this.kiji.is

4月

室町幕府将軍の庭園跡か、巨大な庭石発見 「応仁の乱」前の栄華伝える 2020年4月10日 京都新聞

室町幕府の将軍邸「室町殿」(京都市上京区)の発掘調査で、15世紀中ごろに築かれた庭園の巨大な景石群が見つかったと、市埋蔵文化財研究所が10日、発表した。景石は長さ3メートル近い巨石を含む8個が並び、景観のための滝組を形成した。8代将軍・足利義政による造営とみられ、応仁の乱前の「花の御所」の栄華をしのばせる。

出典: www.kyoto-np.co.jp

新発見は随時更新してまいります。