【日本史】2019年 縄文時代の新発見ダイジェスト

投稿者: | 2019年2月5日

日本史は、日々の研究や発掘の成果により更新されています。それでも、いつどんな発見があったのかは、あまりに多くの発見があるために忘れてしまいがちです。ここでは、2019年の縄文時代の新発見を月ごとに記録してまいります。縄文時代の新発見はその多くが地道な発掘作業と修復作業かと思います。改めてたずさわれている方々に感謝いたします。今年も驚くような新発見に出会えますように…。(2019年3月31日最終更新)

1月

縄文期の結髪土偶、左脚と上半身一致 山形大附属博物館 2019年1月17日 産経新聞

山形大学付属博物館は17日、所蔵する結髪土偶(高さ15×肩幅16センチ)の左脚が見つかったと発表した。結髪土偶は、頭部が髪を結ったような形をしている土製人形で、縄文時代晩期(約3500年前から2400年前)に主に東北地方で見つかっている遮光器土偶の後に出土している。

出典: www.sankei.com

つくば 下河原崎谷中台遺跡 完全形の縄文土器出土 2019年1月19日 茨城新聞

茨城県教育財団は16日、つくば市下河原崎谷中台の下河原崎谷中台(しもかわらざきやなかだい)遺跡で、約7000〜1万年前(縄文時代早期)のほぼ完全な形の土器が出土したと発表した。県内では数例しか確認されておらず貴重な資料になる。ほか、約2万〜3万年前(旧石器時代)の石器製作跡7カ所を確認しており、同財団は「旧石器時代から縄文時代にかけて、狩り場から集落へと土地利用が変化しており、人々が定着していく過程をうかがえる」と成果を話した。

出典: ibarakinews.jp

2月

徳島、縄文の「朱」生産遺跡 石臼や赤い耳飾りも 2019年2月18日 共同通信

徳島県阿南市の加茂宮ノ前遺跡で、古代の赤色顔料「水銀朱」を生産したとみられる縄文時代後期(約4千~3千年前)の石臼や石きね300点以上のほか、朱が塗られた耳飾りが出土し、県教育委員会が18日、発表した。

出典: this.kiji.is

3月

奄美最古の土器出土 1万3800年前の生活跡発見 天城町・下原洞穴遺跡 2019年3月16日 南海日日新聞

【徳之島総局】天城町教育委員会は15日、同町西阿木名地区内の下原洞穴遺跡の発掘調査で、縄文時代草創期の約1万3千~1万4千年前に出現したとされる「隆帯文土器」の破片が出土したと発表した。奄美群島では喜子川遺跡(奄美市笠利町)や面縄貝塚(伊仙町)などで発見されている約6千~7千年前の南島爪形文土器が最古とされており、町教委は「奄美最古となる土器で、この時期の生活跡が見つかったのは奄美で初めて。列島と大差ない時期に土器文化が始まったと考えられる」としている。

出典: www.nankainn.com

「縄文人はおしゃれ」裏付け デザイン性高い漆製品多量出土 福島・前田遺跡 2019年3月27日 毎日新聞

縄文人はやっぱりおしゃれだった――。県教委が今年度調査した福島県川俣町小綱木の前田遺跡から、最も古いもので縄文時代中期後半ごろに作られたとみられる多量の漆塗り製品などが出土した。通常出土しにくい木製品や漆塗り土器がきわめて良好な状態で見つかった。デザインへの意識の高さや、木の道具を使った火おこしなど、縄文人の生活に関するさまざまな定説を裏付ける、有効な資料となりそうだ。

出典: mainichi.jp

新しい発見は随時更新してまいります。

おすすめ書籍

縄文時代の歴史 (講談社現代新書)

山田 康弘 (著)

1万年以上続いた世界史上ユニークな文化「縄文」とは?縄文時代の人々はどんなものを食べていた?縄文時代の家や集落の姿は?縄文時代の墓は?縄文時代に農耕はあった?縄文時代は平等な時代だった?縄文時代に戦争はあった?縄文土器は「鍋」だった?最新の知見で描く、「縄文時代」の通史、決定版!「縄文」のすべてがわかる!

2019年(平成31年)日本史新発見のまとめ