横浜開港資料館「開港前後の横浜 村びとが見た1858~1860」は10/27(日)まで開催

投稿者: | 2019年8月21日

横浜開港資料館(横浜市)では、10月27日(日)まで横浜開港160周年記念「開港前後の横浜 村びとが見た1858~1860」が開催されています。(2019年8月21日最終更新)

今からちょうど160年前のこと。江戸幕府は、横浜村という海に面した村を開発して町と波止場をつくり、外国人と貿易をはじめました。村に住んでいた「和兵衛」と「おはま」は、開港前後(おおよそ1858~1860年)の横浜の移り変わりをつぶさに見聞します。ふたりはいったいどんな光景を見たのでしょうか? 当館が保管する浮世絵、地図、古文書のほか、新たに見出された歴史資料もまじえながら、ふたりの視点から横浜開港をわかりやすく紹介します。
*「和兵衛」「おはま」は架空の人物です。

出典: www.kaikou.city.yokohama.jp

横浜開港資料館は、1854(安政元)年に日本の開国を約した日米和親条約が締結された場所にあります。下の絵は教科書でもお馴染みですね。この場所に立って港の方を眺めると日本が開国した地なのだ…と感慨深いものがあります。

この絵の右側あるたまくすの木の子孫にあたる木が開港資料館の中庭に変わらぬ姿を伝えています。

たまくすの木

今回の展示ては横浜村が鄙びた漁村から、急激に発展を遂げる様子を村人目線で学ぶことができます。はじめは東海道の神奈川宿周辺にあった外国の領事館などもどんどん交易のし易い横浜に移ってきます。「和兵衛」「おはま」はどんな文明開化を目の当たりにするのでしょうか。

開催概要

会期 2019年7月20日(土)~10月27日(日)

休館日 月曜休館 祝日の場合は翌日

開館時間  午前9時30分~午後5時まで(入館は午後4時30分まで)

入館料その他詳細は公式WEB「横浜開港資料館」を参照ください。

アクセス

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